妊婦の方はとうもろこしアレルギーに注意が必要

妊婦の方にとって生まれてくる子供がアレルギーに悩まされるかどうかは大きな悩みの一つです。妊娠期間中に食べたものが赤ちゃんにとってのアレルギーの原因となってしまうのではないかと考えていらっしゃる女性の方も多いです。基本的には妊娠中に経口摂取した食物が胎内の赤ちゃんのアレルギーの原因となることはありません。しかし多量に摂取した場合には例外的にアレルギーの原因となってしまう場合があるため、とうもろこしなどの特定の食物を大量に食べることは避けるべきです。そもそもこの場合のアレルギーとは、経口摂取したとうもろこしに対して体の中のB細胞というリンパ球の一種が特異的な抗体を産生し、その抗体が好酸球という免疫系の細胞に結合することで感作された状態になった後に、再びとうもろこしを摂取した場合にとうもろこしが好酸球に結合している抗体を介して好酸球を活性化することでヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー物質を放出させ、自分の体に対して過剰に炎症反応をもたらしてしまう、I型アレルギーと呼ばれるものです。こういったとうもろこしなどのアレルギーを起こす原因となる物質のことを抗原といいますが、似たタイプの抗原に対しても同じように反応する場合があります。抗原自体は熱を通したり消化しやすい状態へと加工することでその抗原性が変化するので、感作された好酸球を再び活性化してしまうことを防ぐ効果が期待できます。とうもろこしの場合では、ジャガイモや小麦といった物質にも同様の反応が起きることがあるので注意が必要となります。母体中の赤ちゃんへの特定の抗原の影響を未知の部分もありますが、偏った食生活をしないことが重要となります。

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